顧客概要
富良野市在住の60代主婦が、自宅の空き部屋を民泊として活用したいと考えたものの、何をどう始めればよいか分からずに行政書士へ相談。現地確認や家主滞在型の要件を踏まえたサポートにより、スムーズに手続きを完了。手続きの過程で知識も深まり、運営への楽しさを感じながらスタートできた事例です。
ご依頼の経緯
H.Kさんは、富良野市で長年暮らしている60代の主婦です。お子さんが独立し、使われていない部屋が増えたことから、「この部屋を何かに活かせないか」と考えていたところ、近所で民泊を始めた人の話を耳にし、自分も挑戦してみようと思い立ちました。
しかし、いざ調べてみると「民泊には届出が必要」「保健所や消防署との調整がいる」といった情報ばかりで、どこに何を相談すればよいのか分からず、手続きの難しさを感じていたそうです。
「そもそも民泊って何から始めるの?」「費用はどれくらいかかるの?」と不安を抱えながらも、地域で民泊の手続きを多く扱っている当事務所を見つけ、思い切って相談を決意されました。
担当行政書士のコメント
H.Kさんのように、「民泊に興味はあるけれど、制度が複雑で最初の一歩が踏み出せない」という方は少なくありません。
今回のケースではまず、現地を確認し、自宅の構造や生活空間との分離状況を踏まえた上で、家主滞在型民泊としての運営が可能であるかを判断しました。このタイプの民泊は、オーナーが同居しながら運営できる形式であり、初めて民泊を始める方にとって安心感が高い方法です。
次に、保健所や消防署に必要な設備・手続き内容を整理し、H.Kさんが混乱しないようにステップごとに説明しました。「ここまでは自分で」「ここからは行政書士で」と役割を明確にし、書類作成や提出は当事務所でサポート。行政との調整もこちらで行ったため、H.Kさんは自宅で普段通りの生活をしながら、手続きを進めることができました。
また、手続きを進める中で、民泊運営に必要な知識(宿泊者名簿の管理方法や安全対策、清掃体制など)も一緒に学んでいただき、最終的には自信を持ってスタートできる状態に。手続き完了時には「民泊の仕組みがしっかり理解できた」と嬉しいお言葉をいただきました。
このように、最初の一歩をサポートすることが、結果的に“安心して続けられる運営”につながります。初めての民泊を検討する方ほど、専門家の伴走サポートが重要だと感じた事例でした。
お客様メッセージ
なにからはじめたらいいかわからなかったのに、中尾先生と手続きを進めていくうちに「なにをどうしたらいいか」が少しずつ分かってきて、だんだんワクワクしてきました。
家具を選んだり、どんな方が泊まりに来るのかを想像したりと、準備の時間もとても楽しかったです。
最初は「民泊って難しそう」と思っていましたが、先生が一つひとつ丁寧に説明してくださり、不安はすぐになくなりました。書類のことも全部サポートしてもらえたので、安心して進められました。
今は宿泊予約も入り始め、毎日が少し賑やかになりました。あの時、思い切って相談して本当によかったです。