顧客概要
北海道小樽市で障害福祉サービスを運営している法人(居宅介護支援事業所)。これまで主に、施設から自宅への送迎に対応していましたが、利用者やそのご家族から「もっと自由な外出支援ができないか」「通院や買い物の付き添いもお願いしたい」といった要望が高まってきたことを受け、新たに介護タクシー事業の導入を検討することになりました。
※本事例は個人情報の観点からモデルケースとして地域や一部内容を変更して記載しています。
ご依頼の経緯
もともと送迎サービスに慣れていたため、車両運用に関しては一定のノウハウを持っていたクライアント様。しかし、介護タクシー事業を始めるには通常、緑ナンバー(事業用ナンバー)取得が必要で、二種免許を持った運転手や運行管理者の配置が求められることから、「ハードルが高いのではないか」という不安を感じていました。
そんな中、当事務所のホームページで「ぶら下がり許可(福祉有償運送)を活用した介護タクシー運営」ができることを知り、問い合わせをいただきました。できるだけ負担を抑えて事業を拡大したいというニーズに応えるべく、すぐにサポートを開始しました。
担当者のコメント
介護タクシー事業を立ち上げたいが、コストや人材確保の問題から踏み出せない事業所は少なくありません。特に障害福祉事業所の場合、既存の白ナンバー車両をどう活用できるかが大きな鍵となります。
そこで、今回は「福祉有償運送のぶら下がり許可」をご提案しました。
この制度を使えば、
- 既存の白ナンバー車両を活用できる
- 車両4台までは運行管理者の資格者が不要
- 二種免許保持者が一人いれば、他の運転手は普通免許でOK
- 福祉有償運送運転者講習を受ければ運転可能
という形で、非常に低コストかつ実務負担を軽減しながら介護タクシー事業が展開できるのです。
申請にあたっては、次のような流れで支援しました。
- 白ナンバー車両をリストアップし、運行体制の設計
- 二種免許保持者の確認と、その他運転者の福祉有償運送運転者講習の手配
- 許認可に必要な書類の作成・提出代行
- 運輸局・市役所との事前調整、スムーズな審査対応
- 運行開始後のフォローアップ体制も提案
その結果、無理なく4台体制で運行可能な許可を取得。利用者からの「もっと外出したい」という声にも応えられるようになり、施設送迎だけではカバーできなかった幅広いニーズを取り込めるようになりました。
お客様メッセージ
「なぜもっと早く介護タクシーの許可を取らなかったのか、と後悔しています。
最初はハードルが高いと思っていましたが、中尾先生に相談したことで、今ある資源(車両や人材)を最大限活かす方法を教えてもらい、驚くほどスムーズに事業を広げることができました。
ぶら下がり許可のおかげで4台までなら運行管理者も不要で、本当に助かっています。利用者さんにも『外出が自由になった』と喜んでもらえていますし、事業としての幅もぐっと広がりました。
今後、新しい事業所を増やす際も、また中尾先生に一からすべてお願いしたいと思っています。本当に感謝しています!」