行政書士
中尾生馬
自分が生まれ育った街で、地域密着の行政書士事務所を目指し、自分と、息子が通った「とまと保育園」の名前から、事務所名を「とまと行政書士事務所」にする。
市民から親しまれる存在となるべく、消防吏員時代の経験も活かしながら市民の生命と財産を守り、生活の安心と安全を支える人のサポートに命を懸けている。
Contents
[介護タクシー]
北海道は人口が都市部に比べて分散しており、公共交通が必ずしも便利とは言えません。特に以下のようなケースで介護タクシーの需要は今後も伸び続けると考えられます
高齢化の進行
→ 北海道全域で 要介護・要支援者の割合が増加しており、通院・外出支援サービスの必要性が高まっています。
バリアフリー交通インフラの不足
→ 特に地方では電車・バスの本数が少なく、車いす利用者や歩行困難な方の移動が困難です。
福祉輸送サービスの供給不足
→ 全国的に見ても 介護タクシーの数はまだ足りていないという見解があり、ここ数年で増加目標が掲げられている状況です。
つまり、札幌・旭川・函館だけでなく、地域を問わず『移動困難なのに移動手段がない人』がまだまだ多く、供給>需要の状況とは言えません。特に冬季は公共交通も止まりやすく、雪道対応もできる介護タクシーは重宝されます。
目次
介護タクシーは一般的なタクシーとは違い、「福祉輸送事業」として許可が必要です。北海道でも同じ手続きが必要となり、主な流れは以下の通りです
介護タクシー事業は
「一般乗用旅客自動車運送事業(福祉輸送事業限定)」
という位置づけで、国土交通省(運輸局)の許可が必要です。許可権限は営業地を管轄する地方の運輸支局長に委任されています。
※福祉車両(車いす用スロープ、リフト付き)を使う場合は設備要件も満たす必要があります。
営業所を置く地域を管轄する 運輸支局へ申請書を提出 します。
申請書類は細かい様式があり、「事業計画」「車両情報」「運行管理体制」などが必要です。
申請後、法令遵守の観点から 法令試験 が行われます。運輸局から日時が通知されます。
北海道では介護タクシー事業者は毎月試験が実施されていますが、試験日を選択することはできません。
許可が下りたら、車両への登録・緑ナンバー取得・運行管理体制の整備などを行い、運輸開始届を提出後、運輸を開始します。
通常、標準処理期間に基づくと申請から約2〜3ヶ月程度で許可が下りるケースもありますが個人で申請される方は概ね6か月ほどかかる方々が多い印象です。
北海道では高齢者の割合が高く、医療・介護・買い物・レジャーなど外出支援のニーズが多岐にわたります。
公共交通が不十分な地域ほど、介護タクシーの価値は大きいままです。
介護タクシー事業者数は全国的にも増加傾向にありますが、それでもサービス不足の地域が多いという分析があります。特に北海道の地方はまだまだ供給が追いついていません。
介護タクシーはただの移動サービスではなく、
にもつながります。単なる送迎ではなく、地域の“なくてはならない存在”になれる事業です。
✔ 冬季・雪道対応の設備とスキルを整える
✔ 訪問介護事業所や医療機関と提携して受注を増やす
✔ 地域の高齢者支援イベントや自治体の取り組みに参加する
✔ 介助資格を持っておくと信頼性アップ
北海道の介護タクシーは 高齢化×公共交通課題 という背景から、今後も継続的な需要が見込める分野です。
始めるためのステップは確かにありますが、制度を正しく理解し準備を進めれば確実にスタート可能です。
事業者としての信頼を積みつつ、地域に寄り添った移動支援サービスとして、“いままさに始めるべき事業” と言えるでしょう。
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