顧客概要
北海道登別市在住のS様(30代・男性)。システムエンジニアとしてアプリ開発に携わってきた中で、画面の向こうではなく「人と直接向き合う仕事をしたい」「地域に貢献できる仕事がしたい」という想いが芽生え、介護タクシー事業に興味を持ちました。
自らの手で地域を支えたいという強い想いから、専門家を探し、当事務所にご相談いただきました。
※本事例は個人情報の観点からモデルケースとして地域や一部内容を変更して記載しています。
ご依頼の経緯
S様は、介護タクシー事業に対する強い熱意はある一方で、もともと人とのコミュニケーションに苦手意識がありました。
- 許認可手続きの複雑さへの不安
- 接客対応への自信のなさ
- 本当に事業を続けられるかという心配
こうした悩みを抱え、「ただの手続き代行ではなく、気持ちにも寄り添ってくれる専門家」を探していた中、当事務所にたどり着きました。
担当者のコメント
S様と初めてお話ししたとき、非常に誠実な方だと感じましたが、発言が一方通行になりがちで、会話のキャッチボールが少し苦手なご様子でした。
そこで、私は単に介護タクシー許認可を取得するサポートにとどまらず、「接遇面のサポート」まで行うことを決めました。
まずは営業所・車庫探しからスタートし、介護タクシー許可申請に必要な書類作成や、運輸局・役所とのやりとりを一括代行。S様にはできるだけ本業や準備に集中してもらえる体制を整えました。
さらに、人と接する上で大切な「話し方」「表情」「態度」についても、私自身がロールプレイング形式でレクチャーを実施。
たとえば、
- 乗降サポート時にかけるべき声かけ
- 高齢者に安心感を与えるための言葉選び
- 第一印象をよくするための立ち居振る舞い
こうした実践的な接遇指導を何度も一緒に練習しました。
S様は非常に素直に吸収され、毎回アドバイスを真剣に取り入れて成長。最初は不安そうだった表情も、回を重ねるごとに明るくなり、許可取得後には自然な笑顔で接客できるようになっていました。
その結果、介護タクシー事業をスムーズにスタートできただけでなく、開業後すぐに「とても丁寧で優しいドライバーがいる」と地域で評判になり、順調にリピート依頼も増えています。
S様ご本人も「人と接するのが怖くなくなった」「毎日が楽しい」と話してくれ、事業を心から楽しめるようになったことが何よりうれしい成果です。
お客様メッセージ
「人と付き合うのが苦手で、色々と不安がありました。でも、まさか接客の仕方まで相談すると教えてくれるとは思いませんでした。
中尾先生は、どんな相談でも親身に受け止めてくれて、手続きだけじゃなく、人として成長する機会まで与えてくれました。
今では利用者の方と自然に会話ができて、ありがとうと言ってもらえる毎日がとても嬉しいです。なんでも話せる、最高の先生に出会えて本当に良かったです!」