顧客概要
札幌市在住の50代女性。長年ご家族を支えてきましたが、お子様の独立を機に以前から考えていた起業を決意されました。介護タクシーの開業に向けて自分で手続きを始めたものの、書類を提出するたびに修正が必要となり、聞き慣れない専門用語にも苦戦。半年近く運輸局とのやり取りを続けても申請まで進まず、「本当に開業できるのだろうか」と不安を抱えていました。
※本事例はモデルケースです。
ご依頼の経緯
K様は、お子様が独り立ちしたら自分でも何か事業を始めたいと以前から考えていました。そんな中、障害のある方や高齢者が、移動だけでなく日常の家事などにも困っているというニュースを見たことをきっかけに、介護タクシーの開業を決意されました。
当初は費用をかけずに自分で進めようと、運輸局へ何度も足を運びながら申請書類を作成していました。しかし、書類を持参するたびに修正が入り、聞き慣れない専門用語も多く、半年近く経っても申請が受理されるところまで進みませんでした。次第に「このまま続けて本当に開業できるのか」と不安が大きくなり、当事務所へご相談いただきました。
担当行政書士のコメント
ご相談を受けた時点で、K様ご本人だけでなく、運輸局との間にもかなり疲れがたまっている状態でした。そこでまず、これまでのやり取りを一つずつ整理し、K様が伝えたかったことと、運輸局から指摘されていた内容をまとめ直したうえで、当事務所が間に入って調整を進めました。
確認を進めると、書類の問題だけでなく、資金計画にも無理があり、そのままでは許可要件を満たせない可能性がありました。さらに、予定していた事務所も用途地域の関係でそのまま使用することが難しいことが分かりました。
そこで、資金計画を見直すとともに、事務所についても別の方法をご提案し、運輸局へ事前に説明したうえで申請書類を作成しました。ご依頼後はすぐに申請まで進めることができ、これまで半年近く進まなかった手続きもスムーズに受理されました。
介護タクシーの許可申請では、書類だけでなく、営業所や資金計画など複数の要件を同時に確認する必要があります。時間をかけて準備した後に「実は要件を満たしていなかった」とならないためにも、開業を決めた段階で一度専門家に確認しておくことが大切です。
お客様メッセージ
長く主婦をしていたこともあり、「できるだけお金をかけず、自分でできることは自分でやろう」と考えていました。でも結果的には、それが遠回りになってしまったと思います。
半年近く運輸局に通ってもなかなか前に進まず、何を信じて進めればいいのか分からなくなり、気持ちもかなり落ち込んでいました。最初から相談していれば、ここまで不安定な気持ちにならずに済んだと思います。
相談してからは、何が問題なのかを一つずつ分かりやすく説明してもらい、申請もすぐに進みました。「事業では使うべきところにしっかりお金を使った方が、開業後もスムーズに進む」と言われていましたが、本当にその通りでした。
今では、あのときお願いしてよかったと心から思っています。